「森から考えるカフェ~仮称小樽余市風力発電事業中止について考える」
フーム空間計画工房は普段からの取り組みとして、再生可能な森林資源として「人工林」の北海道産木材を積極的に使用してきました。
一方どんどん減り続ける「自然林」の再生実験や実践を進める団体
「子供と作ろう種から育てる未来の森」を立ち上げ、
現在は五天山公園やコープエコステーション、喜茂別の牧場などで自然林の再生活動しています。た
近年 SDGs、カーボンオフセットなどの掛け声をバックに、大規模な風力発電(ウインドファーム)太陽光発電(メガソーラー)が山林に作られてきました。
試験用の小さな鉄塔を建てる重機を入れるために林道に盛り土し広げた場所。もともとの樹木がなぎ倒されている。
林道から先を7きり開くために伐採され、並べられた樹木。そのまま利用されず放置。
風速などデータを取るため設置された試験用鉄塔。解体されて伐採されたところは植樹される予定。
部分的に伐採後の植樹がされている。90センチピッチでシラカバやハルニレの苗木高さ90センチほどが、この春に植えられているが、そのほとんどが枯れている。
工事道路や風車建設のために大量の自然林が伐採され、炭素の固定能力や生物多様性が失われ、それよりはるかに効果的にクリーンなエネルギーが作られるのでしょうか。 実際に中止になった小樽余市風力発電事業の現場の状況などを踏まえ、「森からの目線で」再生可能エネルギーについて考えます。